事例1 第2部

“ちょっと違う”が大きな魅力!!
エプソン販売さまから見た園部牧場とは?

園部牧場との1年4ヶ月にわたる関わりを経て、エプソン販売のみなさんが抱いている、園部牧場に対する率直な感想とは?気になる本音を探るべく、本部長の伊藤さん、人事部の青木さん、プロジェクトリーダーの田之口さんに、インタビューさせていただきました!

伊藤さん
経営推進本部 本部長
伊藤さん
青木さん
人事部 課長
青木さん
田之口さん
miraiE・PJ リーダー
田之口さん
園部牧場 園部
園部牧場
園部

採用の決め手は私服だった!?

園部牧場 園部

まず、エプソン販売さんは、そもそもなぜ園部牧場にコンサルを依頼してくださったのでしょうか。

伊藤さん

働き方改革をテーマにしたプロジェクトを立ち上げるにあたり、やり方を模索していたのですが、他の企業の人事部の方に話しを聞いてもあまり参考になる活動はなく、社内の人間が自力でやれることには限界があると実感しました。それで、世の中の変化やスピードに乗りながら進めていくためにも、外部の方を交えた方がいいということになったのです。
我々が目指していたのは、プロジェクトをゼロから立ち上げられる人、作れる人を、社内で育てたい、見つけたいということ。その目的においては、いくつかコンタクトをとったコンサルティング会社さんの中でも、園部さんが一番強みを発揮してくださるのではないかと思いました。
それともう一つ、採用の決め手になったのは、園部さんが私服だったことですね。(笑)
でも当初は、「園部牧場」という怪しい!?会社名に、大丈夫?という声も。若干、賭けの意識はありました。(笑)

園部牧場 園部

私服!(笑)たしかに当初そんなお話で盛り上がりましたね。私は会社員のときから、みんながスーツを着ている中、部長なのに一人でこんな格好をしていました。
でもそれが、業務改革という固い仕事をする上で大変役に立ちました。この私服は、場づくりのためにやっている演出の一つ。色々な人と発想力豊かにやっていくにはこれが最適だと思ってます。 そういう点を理解してくださったことはありがたかったですね。もしも最初、スーツにネクタイで来ていたら、採用されなかったかもしれませんね。(笑)

結果にコミットしすぎないコンサルがフィット

園部牧場 園部

では次に、園部牧場にコンサルを依頼してよかったと思う点について聞かせていただけますか。

青木さん

園部さんのコンサルは、一般的なコンサルとはちょっと違うんですよね。
コンサルというと、特に大きな会社の場合は、コンサルの意見が正しくて、それをオーソライズして社内に浸透させ、物事を進めていくというパターンが多いと思うのですが、今回は、プロジェクトやそのメンバーに実力をつけるという目的だったこともあり、園部さんは黒子役、ファシリテーションに徹してくださった。
結果を出すということよりも、そのプロセスを植え付けることに注力してくださった。
これは、コンサルとしてはとても珍しいパターンで、かつ、今回、我々にとっては大変ありがたいものだったと思いますね。

園部牧場 園部

そうですか。珍しいパターンでしたか。
参考になっちゃうな。

伊藤さん

僕の中でのコンサルの評価は2つあります。
1つは、実践経験があること。
そしてもう1つが、企画書の内容が、社名の部分を隠しても、うちの会社に向けたものだとわかること。
その点において園部さんは、我々クライアントに対して、本当の意味でのユニークさを持った、オリジナル目線での提案、コンサルをしてくださった。
そこがフィットしたんじゃないかと思いますね。

園部牧場 園部

なるほど。
でも、逆にいうと僕にはそれしかできない。コンサル出身ではないですからね。私としては、これまで自分が現場でリアルにやってきたことを、場所を変えてそのままやっているだけです。部署が変わったくらいの感覚ですね。コンサルということを意識するよりも、いい仕事をするということを軸に置いているので、そういう点は、普通のコンサルとは違うところかもしれないですね。

伊藤さん

また今回、園部さんには、プロジェクトメンバーに、学びとか変化という火をつけてもらった気がします。
そういうものに対し、自分で自分に火つけられる人はいますが、他人にできる人はマネジメント層の中にも少ない。
それができるのは園部さんの強みかなと思います。

園部牧場 園部

なるほど。私がチャッカマンで、くすぶっている人に火をつけたと。私はレンタル上司のような気持ちでみなさんに関わっていました。メンバーの中の課長くらいの立ち位置で、みんなで一緒にプロジェクトを成功させようと。

田之口さん

そういう意味では、園部さんという上司の下でリーダーという役割を経験させてもらったことで、私はチームというものを初めて理解した気がします。これまでは、個々が頑張ればいいと思っていたんです。
でもこのプロジェクトに参加して、みんなで意見を出して、みんなでやること、協力することが大事なんだ、一人ひとりがバラバラやってもダメなんだ、ということに気付き上に立つ人の気持ちがわかりました。

青木さん

組織やチームで仕事をすることの意味を知る。ボトムアップの流れを生むためには、そこからやる必要があったんですね。私も改めて理解しました。今回、園部さんがトリガーとなってメンバーに火をつけてくださったことには、ありがたく思っています。

miraiE・PJと園部牧場の未来

園部牧場 園部

それでは、お一人ずつ、今後の自走に向けた抱負を聞かせていただけますでしょうか。

田之口さん

とにかく、来年もこのmiraiE・PJが続いている状態にしたいです。また、ここに来ると元気になると感じられるような、場の雰囲気づくりを頑張りたいです。

青木さん

会社内でも、こうして自分たちで小さい集団を作って活動していってもいいんだという発想、雰囲気を、この活動を通じて広げていきたいですね。

田之口さん

それいいですね。

園部牧場 園部

みんな、こういうことをやってはいけないと思っていますよね。

田之口さん

思ってます。
というか、そんな発想すらなかったです。だから、やるべきだと思うことに対して文句が出ちゃう。でも今回できるということがわかりました。

園部牧場 園部

これを起爆剤にして、そういうのが増えるといいですね。

伊藤さん

僕は今、レイヤー組織、階層組織に限界を感じていて、近い将来は、多くのことをプロジェクトベースで回していかないと、変化のスピードにも対応できないし、パフォーマンスが上がっていかないと思っています。
このmiraiEの活動を基点に、会社を、そして世の中を変えていきたいですね。前例踏襲や指示待ちの人間が多いと感じている役員や人事の方々には、ボトムアップ型プロジェクト活動の機会を社内に作ってみることをお勧めします。
難しい場合は園部牧場に発注すれば大丈夫です。(笑)

園部牧場 園部

では最後に、園部牧場を一言で表現すると?

田之口さん

併走してくれた。
常にみんなの状態を気にしてくれていたので、安心感がありました。だから自分のペースでついていけました。

青木さん

メンバー一人ひとりが生きる活動をしてくれた。
だからみんな言いたいことを言えたし、イキイキしていたと思います。

伊藤さん

園部さんが捨て身。
手探りなことも園部さん自身が楽しみながらやりきっているから、それが我々にも可能性として伝播してきた気がします。(笑)

園部牧場 園部

なるほど。
確かに、失うものはないという感覚はあるかもしれないですね。失敗を失敗と思わないタイプですから。私を受け入れてもらえれば全力でやりますし、いい仕事をするぞ!ということはとにかく大事にしています。

伊藤さん

僕はそんな園部さんに可能性を感じるんですよね。5年後10年後にもっともっと大きな仕事をやるんだろうなと。それが、でかいコンサルなのか、でかい寿司屋なのかはわからないですけれど。(笑)

園部牧場 園部

そう言っていただけて嬉しいです。
なっちゃう気はするんですけれどね。(笑)

田之口さん

寿司屋がいいな。
全国チェーンを作っちゃうとか。(笑)

園部牧場 園部

そういう風に感じてもらったり、認めてもらえてうれしかったです。
私自身もすごく成長できました。
1年4ヶ月間、本当にありがとうございました!


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